概要
名称 東濃中部病院事務組合
設立 令和3年6月1日
構成市 土岐市及び瑞浪市
事務所 土岐市
共同事務 次に掲げる事務を共同処理する
(1) 組合が新たに設置する病院の建設整備に関する事務
(2) 組合が新たに設置する病院の管理及び運営に関する事務
(3) 休日等における応急的な医療の提供に関する事務

 

設立の経緯

東濃中部地域(土岐市及び瑞浪市)は、一般社団法人土岐医師会のもと、一つの医療地域を構成しており、急性期医療及び救急医療は、公立病院の土岐市立総合病院と公的病院の東濃厚生病院により担っています。
将来の人口減少や高齢化が急速に進むことを踏まえて、今後の土岐市立総合病院と東濃厚生病院による東濃中部の医療提供体制について、土岐市、瑞浪市及びJA岐阜厚生連の三者による「東濃中部の医療提供体制検討会」を設置し、具体的な方向性を検討してきました。
その結果、少子高齢化で人口が減少し、医療需要の減少が見込まれること、全国的な課題である医師の不足・偏在により、特に救急医療の提供が厳しくなるという課題のもと、医療需要に見合った病床の整理が必要であり、さらに、医師、看護師など医療従事者にとって働きやすい環境を整備することにより医療従事者の確保が見込まれることから、一病院化による医療資源の集約化が最も適当であるとの報告がなされました。
また、検討を重ねた結果、一病院化による新病院の建設位置及び経営手法に関して、令和2年3月「第9回東濃中部の医療提供体制検討会」にて、新病院の建設位置は両病院の中間地点を基本とし、経営手法は土岐市・瑞浪市による公設、JA岐阜厚生連による民営とすることが確認されました。
以上の経緯を踏まえ、土岐市と瑞浪市による一部事務組合(東濃中部病院事務組合)を設立し、一病院化による新病院の設置を目指すものであります。