組合管理者 ごあいさつ

令和3年6月1日付けで新たに設立した東濃中部病院事務組合の管理者に就任しました土岐市長の加藤です。

 

現在、我が国では、団塊の世代が75歳を迎える2025年を展望して、「効率的かつ質の高い医療提供体制の構築」と「地域包括ケアシステムの構築」を急務の課題とし、中長期的な人口減少・高齢化の進行を見据えつつ、今般の新型コロナウイルス感染症への対応により顕在化した地域医療の課題対応を含め、地域の実情に応じた質の高い効率的な医療提供体制の構築を目指しています。
私たちが暮らす東濃地域は、2015年から2025年の10年間で、総人口は約9%減少する一方で、およそ4人に1人が75歳以上の後期高齢者となる見込みです。また、土岐市及び瑞浪市(東濃中部)の急性期医療、救急医療を担う土岐市立総合病院と東濃厚生病院は、医師不足等の影響により、地域住民の生命と健康を守る医療機能を将来にわたり継続的に確保していくことが困難な状況にあります。
こうした課題を解決するため、平成28年の『地域医療構想における東濃中部の医療を考える研究会』に端を発し、これまでに様々な議論・検討がなされてきました。令和3年3月には、土岐市、瑞浪市及びJA岐阜厚生連の3者で新病院設置に関する覚書を締結し、同年6月1日に、新病院の建設整備や管理及び運営を目的とした一部事務組合を立ち上げ、いよいよ新病院建設に向けて歩みだしたところであります。
両地域の広域的な視点から、そして中長期的な将来像を描く大局的な見地から、地域のみなさまが安心し、誇りに思える医療提供体制を作り上げてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

東濃中部病院事務組合 管理者 土岐市長  

 

 

 

組合副管理者 ごあいさつ

東濃中部病院事務組合副管理者に就任しました瑞浪市長の水野です。

 

東濃厚生病院と土岐市立総合病院の統合による新病院建設については、東濃地域の将来にわたる医療提供体制を確保することを目的に、これまで瑞浪市、土岐市、JA岐阜厚生連及び関係団体等で検討を進めて参りました。
様々な検討を行う中で、新病院は公設民営とすること、新病院建設候補地を土岐市肥田町浅野にすることなどを決定したため、これまでの経過などを市民向け説明会で周知させていただきました。これらを経て、両市議会の議決を得ることで令和3年6月1日に東濃中部病院事務組合を立ち上げる運びとなりました。
当組合では、新病院の建設に向けて事業を進めております。東濃中部地域の医療提供体制を守っていくためにも、新病院建設について、ご理解、ご協力をいただきますようよろしくお願いします。

 

東濃中部病院事務組合 副管理者 瑞浪市長